FP3級を終えて

FP3級の試験を受けてきました。

 

学科試験

AM10:00-12:00

実技試験

PM13:30-14:30

 

問題はすべてマークシート。○×問題、択一(3肢)で構成されている。

実技というのは基本的に事例問題で、事案ごとに計算をしたりする。

けどマークシートだから難しくない。

私は問題を解くスピードだけは早いので、午前、午後とも20分程度で問題をとき終えて、時間をもてあました。というかこの試験に関しては、みんな時間を持て余していたと思う。午前の試験は一時間経過後から問題をとき終えた人は途中退席ができたのだが、みんな途中退席していた。

 

結果・・・

試験の難易度は、合格率80%程度。落ちると相当なダメージを負う。

60%程度の正答率で合格となるようだ。

試験当日のPM5:30からホームページ上で回答が出た。

自己採点の結果、全体で160点満点のところ、142点だった。

88%の正答率なので合格となる見込みで安心した。

 

使用教材

全国のフォロワーのために今回私が使用した教材をお知らせする。

 

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

これと、 

 

みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

これ。

いずれも2017-2018となっている。

古いバージョンを使用していた。

なぜならば、本当はもっと早く受けようと思っていたのだが、司法書士の勉強でそれどころではなかったので、買ったまま放置していたのである。

買い換えるのもお金がもったいない、多少制度が変わっていても致命的ではあるまいとたかをくくって使用していた。

結果オーライだが、本来的には適切なバージョンを使用するほうがいいですね。

 

勉強方法

上記の教科書と問題集を使用。

試験本番のきっかり2週間前の日曜から勉強開始。

まずはじめの1週間で教科書を2回読んだ。

内容ごとに6つのパートに区切られている。

1から6を通して読むのではなく、

1を2回読んでから、2へ進む。

2を2回読んでから、3へ進む。

を繰り返して全体を2回読んだ。

次の1週間は、3日ほどで問題集を1回解いた。

このとき、間違ったり、曖昧な知識にマークをつけた。

残り、試験までは問題集のマークをつけたところをぐりぐり回したり(3回)、苦手な分野(税金がらみ)の教科書を読み直したり、教科書についている問題を解いたりした。

それで勉強はすべて。

一日大体1時間、やって2時間、やらなくて30分。おしなべて2週間でトータル14時間程度は勉強しただろうか。

最後までよくわからないことは残ったし、覚えられないこともあった。

それでも8割以上の得点はできる。

もともと金融、税金、社会保障等に詳しい人はもっと楽できるのではないでしょうか。

勉強無しで合格できるか?

私の場合は無理だったと思います。

社会常識がある方であれば、あるいは無勉強でもパスするのかもしれません。

FP3級を終えて

結果的にはあまりに簡単な試験でした。

また、取得しても特段意味のある資格とは言えません。

ただ、勉強した内容は相当、ためになりました。

年金や税金、金融、不動産、相続は、「いつかちゃんと知っておかなきゃなぁ」と思いつつ放置していたので、これらの知識を薄くであれ、広く知ることができたのは非常に有益でした。自分の商売に役立つとかそういうことではなく。

こうした知識は高校生や大学生1年生が学んでもいいのかもしれません。

また、私は商売がら隣接知識としてFPの知識があると便利なところがあるので、2級にも挑戦しようかしらと考えています。2級は40%程度の合格率。簿記3級くらいでしょうか。やるとしたら、試験は1月なので11月くらいからまたコツコツとやるかどうか。

なお、試験会場は懐かしの母校で、帰りに久々に昔通っていた道を歩いて人生を感じてみたりしました。